支部内の先生が、近々「名義貸し」で処分されるとの噂を耳にした次第。
末端の泡沫会員であるオレの耳にも届いたくらいなので、上層部の先生方は、もうとっくに知っているハズ。
で、その真相を確かめようと、支部内の先生にハナシを振ってみたものの、知らないのか、知っていてもオレには話せないのか・・・・。
そのハナシはアンタッチャブルなんすかね。
名義貸しなら、営業停止3ヶ月〜6ヶ月くらい???
・どやってバレた?発覚した?
・発覚してから処分までの流れはどうなってんの?
・営業停止処分中、どやってメシ食うの?
・etc
オモテに出てこないハナシなので、こういうことに、興味・関心があります。
たまに、綱紀監察研修でやったりするけど、そこらへんは、やってくれない。
まぁ、あまりにも具体的になってしまうので、できるワケないか。
だったら、支部独自の研修で、実際に処分された先生を招いて、やってくれねぇーかな、と思ったりする。
「しくじり先生、私はこれで処分されました」
ってなタイトルで。
認定研修に認定されなくったって、たぶん、会場に入りきれないほどの人数が集まると思うんだが。
まぁ、処分された先生のプライドを傷つけることになるから、講師なんて依頼できるワケねぇーか。
研修部会があったら、上げてみようかしらぁ?
実務に直結する「勉強材料」が身近にあって、それを共有したいと思うのはフツーだろ?
そのための「相互扶助」機関ちゃうの、支部って?と思ったりする。
えっ!?違う?
相続、贈与、譲渡の資産税案件、はじめて税理士と接する方が多いので、相変わらずお客との距離感を保つのが難しいと感じます。
こっちはもう裁判なんてやりたくないんでね。
もう1件、相続案件を抱えています。
2月に支部から紹介票が廻ってきて、面談後に見積り、検討の上連絡してくれ、としておいた。
その後、「お願いします」との連絡があったので、押印していただく受任契約書とともに、ご用意していただく書類のご案内書を送付したのが最後、その後3ヶ月以上も連絡なし。
きっと他の事務所にもハナシを持ち込んで、そっちに依頼することにしたんだろ?だったらそれで構わないけど、連絡くらいよこせよなぁ。
申告期限まで3ヶ月切ってるし、ウチでやるんなら、もう待てない!
で、打診したところ、お願いします、と契約書を返信してきたので進めている次第。
あそこ、初回面談時の心証がよくないのよね。
二次相続を含めて税負担が最も少なくなるようにやって欲しい、とか言ってきてたから。
わからなくはないけど、それをやるには、配偶者の固有財産まで調査しなくちゃならねぇーし、そんな時間どこにある?やってくれるの?見積にはそこまでのギャラ入ってないよ。
って思ったので。
申告期限までもう2ヶ月切ってるのに、まだすべての資料が集まらないよ。
遺言書がないから分割協議しなくちゃならんけど、どーせ、協議用の目録を提供しても、「二次相続も含めて最も税負担が軽くなるよう分割したい」と言い出してくるに違いない。
そしたらさらに時間がかかる。
ウチでやるんだか、やらないんだか3ヶ月以上も放置していたほうに非があると思うんだけど、お客はそんなこと何とも思ってないからね。
適度な距離感を保ちながら進めて行かないとならないので、それがしんどい。
こういう案件に限って、事故ったりするんだよなぁ、と思えてならない。
本年の1月に伯父が亡くなった。
相続人は従兄弟である。
自分の両親が亡くなったときの相続税申告書も亡くなってから半年後には提出を終えていたけど、こっちもそれに次ぐ速さで提出できたなぁと思う。
二次相続は、それなりの税額が生じるので、納税資金を鑑み、早めに提出できるのであれば、それに越したことはないと考えている。
伯父の04年分の所得税・消費税確定申告手続中に亡くなったので、04年分と05年準確をとっとと終わらせて、亡くなってから10日後には法定相続情報証明の申請も済ませる。
手間のかかる不動産は、生前従兄弟に頼まれて事前に評価計算をやっていたので、あとは順次確定した残りのデータをどんどん放り込んで、3ヶ月後には遺産分割協議、4ヶ月後には申告書が提出できる状態になっていた。
で、ここで気がつく。
あっ!?本年度の路線価の公表、まだじゃん!
まだ出せねぇーじゃん!
あぶねぇ、あぶねぇ。
あのまま出していたら、即、署から連絡入ってきてしまうところだったわ。
従兄弟へは、路線価の公表がまだだから公表を待ってから提出する旨、とともに、05年の路線価次第では最終的な納付税額に異動が生じる旨を伝え、公表日を待っていた。
「相続税申告はまだできないけど、分割協議は整ったし、法定相続情報等その他の書類も全部あるから、預貯金解約や相続登記を進めてもらっても構わないよ」と。
で、7月3日に路線価公表。
4%ほど上昇していたので、納付税額増えちまいやがった。
坪200万近くかぁ、たっけーなぁ。
電子申告にて提出しようとしたところ、ウチのシステム、ダメ(怒)
05年1月相続開始の申告書は、まだ電子申告できないでやがんの(怒)
で、いつになったら電子申告できるのかをベンダーへ問い合わせると10月頃と、はぁ?遅ぇーんだよ!(怒)
仕方ないので、昨日「紙」で提出してきた次第。
従兄弟から「相続税申告についてのお尋ね」が届いたとの連絡。
「もう出したから捨てておくんなまし」
従兄弟が伯父さんの事業を引き継ぐから、相続による各種届出書の提出、インボイスの登録申請、やるべきことは全部終わらせたと思う。
早く終わらせたぶん、どっか「穴」が出なけりゃいいんだけどぉ。
ネタ話として書かせてもらおう。
支部の同じ班内に昨年珍しく開業登録されて入ってきた先生からオレんところにメールが来た。
「金融機関から相続案件を紹介されたんだけど、相続やったことがないんです。やっちゃいけない案件があればご教示いただきたい。◯◯先生(←オレ)に案件をお渡しして無償でお手伝いさせていただくことも検討しています」と。
税理士でしょ?やっちゃいけない案件なんて、ねぇー、つーの。
それに何?無償で手伝わせていただく、って?
要は、案件あげるから、自分を勉強させてくれ!教えてくれ!ってことでしょ?
案件もらって、その謝礼としていくらかカネを払うんなら考えたけど、そうじゃないんでしょ、嫌だよ。
相続やったことない?
オレだって似たようなもんだったよ。
職員時代は、相続税法に合格していても、ボスからは「やりたきゃ自分でとって来い」と言われてやらせてもらえなかったしぃ・・・。
「いつまで経っても、相続申告できない税理士になっちまうし、やらないと逃げ回ることになりますよ」と返信。
はじめての相続申告になるんでしょ、お客さん、練習台になっちまうから、そのぶん事情を伝えて安くやってあげればいーじゃん、って思うけどね。
「お客さん、ラッキーですよ!私の相続案件第1号ですんで、破格の報酬で受任させていただきます!」
って、言い放ってしまったほうが、むしろ頼もしく感じねぇ?(笑)
一度も相続やったことのない先生は嫌だ、とお客から言われたら仕方がない、ご縁がなかったと割り切るしかない。
大学病院で研修医に診てもらうのは嫌だとゴネる患者と同じ、かと。←えっ!?違う?
しかし・・・仕事のない今のオレにゃ、惜しかったかなぁ。
案件もらって、あの先生をタダでこき使いすればよかったかぁ?
ふと、久しぶりに書いてみようかしら、と思ったので書いてみた。
同業者の皆様、私しゃ死んでもないし、廃業もしていないし、まだなんとか底辺でやってますよ。
ってか、そんなこと会報を見ればわかるか?
でも・・・アルバイトでもしなくちゃ、もうダメかしらねぇ。
確定申告期でさえも、土日は普通に休んでいたし、最近じゃ週休3日、ひどいときは週休4日なんてときもあるもんで。
そうそう、昨年最後に書いた日記のお客さん、結局ウチで関与することになって、5月に申告手続を終えた。
都心の大手事務所へもハナシを持ち込んで見積ってもらったらしいんだけど、そこで出てきた見積とウチが出した見積とで、かなりの開きがあったため、ウチに転がり込んできた次第だった。
「書面添付もやりますんでこの金額です」と言われたらしいんだけど、それにしても高い、ちゃんと見積ったんかぁ?と思ったが、結果的にウチに転がり込んだので、よし。
で、確申業務後、オレはかなりヒマだったので、あのお客さんの相続税申告、ついでに書面添付をやったげて、二次相続のシミュレーションまでやったげたら、
「えっ!?いいんですかぁ?先生にお願いしてよかった」と、エラく感謝された。
まぁ、そうだろうよ。
あのギャラで、あれだけのサービスの提供を受けてんだから。結局、安けりゃいいのね。
それにしても、あのお客さんだけ、かなりの厚遇になっちまったわな。
まっ、いーか。
申告に関して、こちらが考えるお客さんの理解と協力が得られたと思うし、オレも気持ちよくやることができたから。
やっぱ相続税申告は、お客さんの理解と協力がないとできないからねぇ。