本年度の税理士試験、「決戦日」まであと2週間となりましたね。
私自身「追い込み型」ではなかったので、最終講義終了後の残り2週間は受験指導校が指示したカリキュラムを淡々と(?)消化しておりました。
が、
「覚えていないDランク理論が出たらどうしよう」
「本番でまた舞い上がってフリーズしてしまったらどうしよう」
「計算問題が難しく、どこを着手すればいいのかすら分からなかったらどうしよう」
「・・・・・・・・・・」
不安は本試験当日「では、はじめてください!」の合図がかかるまで、つきまとっておりました。
なので、仮にもしこの最後の2週間の間、不安にさいなまれる方がおりましたら、ひと言申し上げたいです。
私みたいに合格まで数年かかった奴の「たわごと」など必要ない、ということであれば以下の文面は読まずにスルーしてもらえればよいかと。
「本番が始まるまで不安はついてまわるので、ムリにかき消そうとはしないことです。不安になるということは、それだけ勉強してきたという証拠です。だから合格に近づいているんだ」と。
たかが試験、されど試験、試験に合格できたからと言ってその後の人生がパッと開けるワケじゃないのは受験生はみな知っていると思います。
ただ・・・・・一度この試験に足を突っ込んでしまったら「合格してこなければ話にならない」部分がある、だから試験合格にこだわる。そんな感じじゃないでしょうか?
去年までの私はそんな感じでした。
残り2週間というところまで、真剣に勉強されてきた方々は相当努力されてきていると思います。
だから私は、そんな方々にあえて「がんばれ!」なんて陳腐な言葉はかけたくはないのです。
そこまで努力してきたんだったら、「ほどほどに頑張ってくればいい」んです。
昨年私が本試験直前に友人からかけていただいた言葉です。
私はこの言葉で救われ、本番でパニくらず、冷静さを保つことができたのです。
で、合格できました。
だから、「ほどほどに」頑張ってください!!