「上司は思いつきでものを言う」
あっ!?出たよ、ボスに振り回された一日でした。
「こんなに暑いんじゃ、暑気払いで飲みに行くぞ!」、これは職員全員強制というサインです。
こっちが週末の金曜に予定が入っているか否かはお構いなしです。
ちっ!あの人と飲み行くのは嫌なんだよね、飲み代を出してやってるというのが恩着せがましくて、行けば行ったでどーせボスの「オレオレ話」ばかりだから。
案の定、本日も「オレオレ話」のオンパレード。
いい加減、相槌打ってやって、うなづくのダルくなりました。
ボスもさぁ、飲みに行きたきゃ自分の家族と行けって。
あ~あ、今日も外回りやって汗でぐちょぐちょになってたから、早めに帰宅してジムで泳ごうかと思ってのに・・・・。
ボスもたまには、「このカネでオマエら個人個人で、癒し・自己啓発等、建設的な有意義な時間を使え」とキャッシュだけ渡してくれたら、「ボス、かっちょいい」と思えるのに。
金魚のフンをやらせて、仲良しごっこが好きなんだから・・・・・ったくよぉ。
ところで、今まで自分が出会った上司の中で、「この人かっちょいい」と思える方はおりましたでしょうか?
私の場合は、大学を卒業して最初に勤めた会社での最初の上司がそうだったかなぁ。
今でも強烈に印象に残ってます。
「支店長!、飛び込み先で「オマエの訪問態度が悪い」とお客を怒らせてしまいました。その場で土下座して詫びましたが許してくれず、責任者を連れて詫びに来いと言われてしまいました。すみません支店長、一緒に詫びに行ってください!」
「なに~(怒)・・・・わかった」
「すみません、すみません、すみません支店長」
「いいよ、オマエらの尻拭いをしてやって、オマエらが仕事をしやすいような環境を作ってやるのがオレの仕事だからな」
こん時にこの人かっちょいい、って思ってしまったのですよ。単純ですか?
まぁ、最初の上司ってそんな風に映るのかも知れませんがね。
その後、その他にもいろいろ(またまた訪問態度が悪いと、お客に監禁され殴られたりとか)、上司には「オマエは使いづらい奴だ」などと言われ、ついには他の支店へトレードに出されるハメになったんですけど。
で、そん時も「人事異動には納得できねー」と支店内で暴れてその上司にはご迷惑をかけました(←恐いもの知らずの、ただのガキでした。スミマセンでした)。
数年前にそん時の上司と再会し飲んだ時には、「オマエのことはよく覚えているよ」と言われ、少々うれしかったです。
「部下は上司を選べんし、オマエにとってオレはいい上司だったかは自信がない」
などとおっしゃっておりましたが、
少なくとも、私にとっては「かっちょいい」と思えた上司でした。
今では同級生の多くが管理職となり、部下を抱える側となってますが、上司になったらなったで心労が絶えないんだろうなぁ、と思います。
ガキの頃のオレみたいな部下がいたら、さぞ大変だろうな。