昨日も書きましたが例の相続税案件にメドがつきました。
あとはソフトにデータを入力し、出力したものを添付書類とともにボスへ廻して検認してもらうだけです。
が、税額が生じて申告書を提出する今回のような「まとも」な相続案件は今回が初となるので、
結構突っ込まれ、ボロボロと指摘された挙げ句「やり直し」と言われるかも知れませんね。
まー折角、相続税法を勉強してきたんだから「場数」をガツンガツン踏まないと使いものにならなくなりますから、そうなったら仕方ねーか。次回別な相続案件があったら、そん時はボスに何も言わせないようなものを作ればいいんだろ!
ところで、ここの事務所では「相続税の申告書」ってどう綴じ込んでいるんだろうか?
まーいいか、とりあえず出力したものと評価資料等をクリアファイルに突っ込んでボスに廻してみますか。
相続税の申告書に限らず、書類の綴じ方って事務所によってマチマチですかね?
みなみに、ここの事務所で行なわれている「法人税の申告書」について書きますね。
①法人の決算が上がったら、決算報告書&内訳明細書をボスに廻す
↓
②検認OKとなれば法人税申告書を出力し再度ボスへ廻す
↓
③検認OKとなれば3部(署・お客・事務所)出力&製本
私はこの手順が面倒なので、①②を一度に全部やってボスへ廻してしまっています。
製本するにも順序があって、
法人税申告書(別16の後に減価償却明細書を添付)⇒代理権限証書⇒決算報告書⇒内訳明細書⇒概況書、の順に綴じこまなくてはならない。
署への提出用だけ権限証書は一番最後。
出力したらお客用の申告書だけ表紙にOHPフィルムをかぶせて3部とも左側をホチキスでパチン。
で、最後に3部とも「黒の製本用テープ」をホチキスが隠れるように貼る。
地方税や消費税申告書については特になし。
これでできあがり、結構メンド臭いです。
相続税の場合、申告書(OCR用紙や付表)の量(枚数)より添付書類(評価資料や戸籍関係の束なんか)のほうが多いんです。
だからどうやってこれらの書類を綴じ込むのか気になってね。
「書類の綴じ方?」そんなことより中身だって?確かに。
今回は遺産すべてを配偶者へ相続させれば軽減を使って税額はゼロとすることができたのです。
ただ、子が配偶者からそれなりの代償財産をもらうことがあらかじめ決まっていたので、子それぞれに税額が生じる結果となりました。
「その金額の代償財産なら、代償財産とせず精算課税を使って二次相続へ流したらどうだ」
とボスに言われるかも知れないです。
二次相続ねぇ、それも考えてお客さんに話したけど、「もうスッパリ一次相続でキレイにして(払うものは払って)終わらせたい、二次相続時の税金の心配なんかしたくない」とおっしゃってるのでこれでいいんでないの?と個人的に思っています。
相続はおもしれーと言えばおもしれーけど、難しいと言えば難しいのかな?
いろんな考え方の方がいますからねぇ。