さっきの記事の続きです。
考えれば考えるほど何か解せないものがあった(ホントは俺がただ単におバカさんなだけなのかも知れません)ので、お客さんのところに行って、
「何かこの会社との間でトラブル等の問題があったのですか?書類の提供を拒否されたので・・・・・。先日常務さんという方と話をしたところ協力的に思えたんですが、今日電話があった○○という方は何か喧嘩腰に話しをしてきて・・・・」
「それに、謄本をとってみたらお父様はあの会社の監査役になってたのですね・・・・」
と奥様に話をしたところ、
「トラブルなんて別にないわよぉ。おかしいわねぇ、私もあそこの常務っていう人と話をして申告作業に協力してくれる旨の了解はとったんだけど・・・・。その電話のあった人って何ていう名前の人なの?またチョット私のほうから連絡入れてみるわね。向こうの(九州の)人間は言葉のイントネーション等でこっちの人には「喧嘩腰」に聞こえることがあるのよ、だから気にしないでちょーだい。」
「監査役だったなんてのは初めて知ったわぁ」
「ところでお昼は食べたの?まだならおカネは払っておいてあげるから、あそこの洋食屋さんで食べてきなさい」 と奥様。
はぁ~~~、俺ってつくづく情けないっす。
奥様にお手を煩ってもらうことを懇願しに来たワケじゃないのに・・・・・・。
お客さんの手を煩わせるんじゃなくって、報酬を頂戴するんだからそういう面倒なことをやるのが私らの仕事のハズですよね。
結果だけを見れば、再度お客さんの手を煩わせ、「気にしないでちょーだい」などと慰められ、おまけに昼飯まで食わせてもらうとは・・・・・・。
何やってんだ俺ってば、はぁーすげ~自己嫌悪。
それにしても、あらためて「相続」つーものは、残された親族が知らないことが後からポロポロと判明するもんですね。
今回、親族の誰もが知らなかった「非嫡出子」なんかがいなくてよかったかも?です。
以前に担当先のオーナー社長さんが亡くなり、戸籍をとってみたら「認知 XXXXX」って記載があったときはビックリしました。
そのとき、奥様は知っていたのですが、実子である子供さんたちは知らなかったようで、奥様から「子供たちには黙っていてちょーだい」と言われたんですが、その非嫡出子が相続開始があったことを知って社長のかつての愛人さんとともに本妻さんのところに詰めよってきてしまい散々でした。
結局そのときは、弁護士が介入し本妻さんがカネで片をつけ「放棄」っていうことで決着したんですが、結構な修羅場でしたから。