やっぱ、お客に毎度毎度、飲み食いさせてもらっていた上での関与より、そんなもん一切なしでの関与のほうが健全だわな。
先月、顧問料を下げる理由がないのに、他に安い事務所があるからという理由で大幅にギャラを減額されて受任継続となってしまった関与先社長のところへ、ギャラ改定後最初の訪問をした次第。
ったく、ウチはギャラ月額3万円じゃ、月次訪問なんてやらないのによぉ・・・。
補助簿の記帳ができているところだから、ギャラ改定前は、その場で前月分までの記帳代行を済ませ直近の数字を出して・・・だったけど、まずそれをやめた。
これにより、お客は数字の把握が1ヶ月遅くなる。
年末調整も、今まで控除証明書だけを預かってこっちで・・・やっていたけど、そっちで記載してくれとした。
そしたら、「こっちで書くのかよぉ、いきなり形式ばったやり方するなよぉ」とお怒り。
「通常の年末調整手続はそういうものだし、他のお客様にもそうしていただいております」と話せば、それでまたお怒り。
安くやる、関与するって、そういうことなんだよ。
今までそれなりのギャラをもらっていたし、仕事が終われば毎度毎度、クラブだスナックだ飲み食いに連れて行ってもらっていたので、いろいろとウチのほうでやってあげていただけ。
ギャラに見合った関与とはそういうものだし、そもそもウチはギャラ3万で月次訪問して記帳代行なんてやらないんですよ。
「午前中から来るんなら(今までは仕事が終わった後に飲み食いがあったので、週末の夕方からだった)、昼メシを一緒に食おう」と言われたけど、断った。
そんなことやったら、元の木阿弥になりかねないと思ったので。
あそこは決算手続が終わったあとに切られることを前提に距離を置いて接する、ギャラぶんだけの仕事をやる、と決めたので。
今日のオレの豹変ぶりに驚いたんじゃないかな、あの社長。
まぁ、すべてはオレがウチらの仕事内容や成果、それに見合ったギャラの説明等、お客に十分理解させていなかったかも知れないし、オレにも甘さがあった、だからこうなったと反省している。
お客はダチじゃないからね、お仕事の延長で知り合った関係だから、それなりの距離は置いとくべき、と痛感している。