関与先の建設会社、一人親方である職人(個人事業主)を何人か使っているんだけど、オレの指導が悪いのか、一向に経理状況等が改善されない。
何?この夜勤手当、残業手当って?
外注なのぉ、この職人って?
アウトでしょ!
「社長、外注に残業とか夜勤なんて、あり得ないっすよぉ!請負なんだから。こんなん、いっぱつで「雇用」だと認定されちまうしぃ・・・」
「請負契約書を作って持ってきたから、一人親方の外注職人とキチンと契約を交わしておいて下さい」
実質はともかく、形式的だけでも請負であるとカタチにしておかないと・・・。
建設業の「雇用」OR「請負」の論点なんて、基本中の基本だし、税務署は必ず突いてきますんでね。
だいたい、あそこが使っている職人のマインドも???と思えてならない。
個人事業主でしょ、請求書くらい自分で作成するでしょ、フツー。
本人、雇用されているつもりなんじゃねぇ?
あの人たち(一人親方の外注職人)って、確定申告自体もやっているんだかどうだか???
いっそのこと、法人成してもらったほうがいーんですけどぉ。
「社長、この人たち(一人親方の外注職人)って、法人成してもらうことできませんかねぇ?」
「そんなカネも持ってねぇーだろうよ」
20〜30万の登記費用すら捻り出せないようじゃハナシにならない。
まぁ、請負とは名ばかりの一人親方の個人事業主の実態なんて、所詮そんなもんだろうと思ったりする。