零細会社(町工場)の資金繰りは厳しい。
お客さん、消費税の一時納付が資金的に厳しくって、分割納税している。
預かっていることは理解しているものの、どうしても運転資金に廻ってしまっているので。
でも当然、延滞税はついて回る。
昨年の本決算時の消費税、やっと分割が終わると思ったら、予定納税がやってくる。
で、また分割。
限りなく納付税額がゼロに近くなるようなテキトーな数値で仮決算を組んで中間申告書を提出しちまえば、当面の資金繰りは楽になる?
でもそれじゃ、今度は本決算時の資金繰りが・・・だし、テキトーな数値で仮決算なんて、オレもそんな無茶振りはできなかったりする。
だもんで、実績データさえ整っているのであれば、予定or仮決算、をやってあげている。
分割納税してんだから延滞税はついて回る、だったら「延滞税の計算基礎となる元金(税額)」は少なければ少ないほど会社にとって有利となる。
実績データでの仮決算なら、もともと実額だし、エンピツなめなめテキトーな数値じゃないし・・・。問題ない。
で、仮決算をやったほうが会社にとって有利となったので、申告書を流してあげた次第。
法人税の仮決算と違い、消費税だけの仮決算なら、データさえ整っておればクリクリぽチッ、さほど時間はかからない。
ウチではこのお客さん以外に、消費税だけの仮決算、結構やってあげていたりする。
もちろん、毎月カネをもらっている顧問契約のお客さんだけね。年一んところは、そんなこと一切やらない。年一はキホン、ガラガラポン、だからね。
顧問契約で毎月カネを払うことのメリットをお客さんに享受してもらわないと・・・。
ううっ、涙ぐましい努力じゃ!