先週末、関与1年目の決算が終わって納品したお客さん、結局先代社長からの借入金が1億5千万ほど残ったカタチで決算を締めることとなった次第。
で、当然ながら、いつ死んでもおかしくない親(先代社長)の借入金についての話が上がる。
「ウルトラC」を期待していたようだけど、そんなもんありゃしない。
どっかで何かしらの痛みは伴う。
それが相続時の相続税なのか、同族会社の法人税なのか、相続対策時の贈与税なのか・・・。
「債権放棄してもらったほうが・・・」って、社長言ってたけど、あんな多額の債権放棄だなんて・・・アホか。会社が耐えられないでしょ!
こりゃ、あの社長の親の推定相続財産を試算して、いろいろと勘案してみなきゃならんわな。
はぁ〜あ。
だいたいさぁ、あんなになるまで、何で放置してたんよ!
今まで関与していた先生、何話してたんよ?と思えてならない。
まぁ、話して・指導していたけど、現社長が全然耳を傾けなかった、とも言えるかぁ?
1年付き合ってみて、だいたいどういう人なのか、こっちも分かってきたところなので。
オレの前任、直前まで関与していた先生、自社所有収益物件に加えた建物造作費用を償却資産として申告しちまったらしく、当然ながら償却資産税が跳ね上がってしまい・・・。
お客さん、そこらへんから不信感が募り出し、その直後の会社決算で消費税の税額計算を誤り・・・それが決定打。
で、オレが関与することになったワケ。
あの社長、耳傾けないもんなぁ。言うこと聞かないもんなぁ。勝手にやっちまうもんなぁ。
で、いーや、いーや、で前の先生テキトーにやっちまったんじゃない?
なんかそんな気がする。
オレが今回組んだ決算でも、そんなことがあって、十分にリスクを説明して理解を得たつもりだけど、果たして・・・。
ババを引くようなことがなけりゃ、いーんだけどぉ。