なんだよ、なんだよ、あの程度のトークなら、別に同行する必要はなかったわな。
オレだけで決めて来れたと思うので。
「今日はどうもありがとうございました」と〇〇生命のウチの担当営業。
「即決じゃんよぉー!」
関与先法人で保険のハナシになったので、担当営業と同行した次第。
あそこの営業とは、まだ一度も同行したことがなかったので、どんなトークを使うのか関心があった。
ツラツラと商品説明ばかり、んなもんオレでも出来るわな。
「じゃあ、これにしましょう!」と関与先社長。
「えっ!?今、決めるのぉ?別に今日じゃなくってもいーんですよぉ」とオレ。
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これじゃ、売りたいんだか、売りたくないんだか、分からない。
保険は高い買い物なんだし、ムリくりに押し付けるようなマネをして売りたくはないと思っているので、開口一番こんなことを言ってしまったのだろう。
借入が膨らみ、ゲロゲロの債務超過で、このまま社長がポックリ逝っちまったら、会社のこと何も分からない社長の奥さんと子供が可哀想だ、と思えば、借入対策として定期保険を勧めてハメてあげたりするが、今回は今のうちに役員退職金の原資を作っておくために保険を活用。
もちろん、すでに小規模共済も倒産防止共済もやってもらっている。
原資は無いこともないが、倒産防は不測の運転資金対策に使ってもらいたいと思っているので、社長の年齢が比較的若い今だったら保険料も安いので、退職金原資対策として保険を選択しハナシをしてみたワケ。
法人契約の1本目としては、悪くない商品だと思う。
社長言ってたなぁ、「ポックリじゃなくって、ヨイヨイになっちまって仕事できなくなったときは・・・」って。
そういう心配やリスクがあることも承知しているし、ニーズが高いことも理解している。
「1本に束ねて大きくカバーするんではなく、ニーズやリスクに合わせて契約を散らしたほうがいいので、ウチはお客さんにそう話をしています。次回はそこをカバーしましょう」と進言した。
法人契約の保険については、社長や先生方の考え方が出るし、リスクを担保に話をしたらキリがないので、どれが正解かは分からない。