「国民健康保険料の保険料決定通知書と納付書が届いたんだけど、前納しますんで納付書を送ってもらえませんかぁ?」
と、区役所へ連絡。
「前納したからといって、国民年金保険料のように割引はないですけどぉ」
「知ってます、それでも構わないので納付書を送って下さい」
「そうですかぁ、どうもありがとうございます」
だと。
払えなくって、納付が滞ってる被保険者が多いんだろうから、前納するって言えば、自治体には先にカネが入るワケだし、そりゃそう言うでしょうよ。
額がもう決まってしまっているのに、チマチマ払うのが嫌なんす。
それに、前年の所得を基に算出されてくるものだから、そのぶんのカネには手を付けずにはじめから残してあるので。
今月はあと住民税も前納するんで、事務所の預金口座はスカスカになる。
でも、当座の資金繰りは組んであるので、それでもなんとか回る予定。
何年も個人事業者やってりゃ、慣れてくる。
先日、お客さんのところで、
「ウチの職人はキチンと申告しているようなんだけど、カネがなくって税金だの保険だの払えないって言ってる」と聞かされた。
「個人事業者は後からいろんなものが来るもんで、所得出てんなら、そのぶん残さないで使ってちゃ払えないに決まってます」と、ハナシをした。
毎年、毎年、右肩上がりで所得が上がり続けるんなら、自転車資金繰りでも、それでもおっけーかと。
個人事業者の資金繰りなんて、半年もあればガラッと変わってしまったりするので・・・。
口座の残高が増えてくれば使いたくなる、ってのは理解できる。
でも、当座の資金繰りを組んでからでないと恐くて使えない、ってのが正直なところ。
オレと同じ個人事業者の方には理解していただけると嬉しいんだけどぉ。