すげーよなぁ、ウチのお客さんじゃ、利益剰余金が5億円なんつー関与先、ねーもんよ。
ってか、このままの状態で相続が発生しちまったらヤバくねぇ?
あそこの事務所って、そういうお客さんが多いんだろうなぁ。
まぁ、そんなお客さんに関与できるんなら、こんなおもしれーことはないんだけどね。
相続税対策のキホン的な考え方って、バラせるものは生前にバラして、評価を下げられるものは下げる、ですよね。
でもオレは積極的にこっちからいろいろと提案したりしない。
一族のいろんな人間の感情が入って来たりして、それに振り回されるのが嫌だから。
死ぬ側の人間と、それを相続する側の人間とでは、考え方に必ず相違あるし・・・。
オレなんかは、何もない家に生まれたので、相続が生じて兄弟間でモメることがあるとしたら「残ったジジ・ババの押し付け合い」(まぁ、これが一番モメる原因だと思うけど)で、それを少ない、いや殆ど何もない資産・カネで片付けようとするから、こじれてしまうのかと。
債務超過で死んでしまう、死んでしまったのならまだしも、資産があるんなら換金してそれで解決すりゃいーだろ、100%課税ですべて税金で持っていかれるワケじゃないんだしさぁ、それにだいいち、自分達で汗水垂らして蓄財したものじゃなくって所詮タナボタなんでしょ、って思ってしまう。
何もないところから、裸一貫ゼロで起業してそこから汗水垂らして・・・つー事業者に関与するんなら・・・だけど、相続に関しては偏った個人的主観が入りやすいんです。ひがみ、とも言ったりしますけどぉ。