新たに関与することとなった法人の最初の決算って気を使いますよね。
今やってる3月決算法人のうち1社がそうなんですけど、前の事務所(先生)がやった決算報告書を見ていると、「結構荒いなぁ~」と思えてならない。
「売掛金」や「買掛金」の内訳書なんて、5~6社記載した程度で、あとは「その他○件××円」
と、記載しているからです。
「棚卸資産」にいたっては内訳すら添付していないです。
こういうところひとつとっても事務所によってまちまちだなぁ~と実感する。
私の一番最初のボスは国税OBの先生だった。
その先生も「内訳書は5~6社程度記載して、あとはその他○件でいい」と言っていた。
引き続き同じ先生が関与するのなら、別に構わないんでしょうけど、新たに関与することとなった先生は、いちいち元帳を見ないと内訳が分からないではないか、と思う。
あと、棚卸資産なんかは「原材料XXX円(明細は別途会社保存)」なんて記載もしてましたっけ。
今の私は「その他○件XXX円」ってな記載はせず、全部記載しています。
売掛金内訳ひとつで数頁に及ぶ大企業に関与しているワケじゃないですから。
棚卸資産内訳についても、極力「棚卸原紙」を内訳書に添付するようにしております。
どーせ、税務調査なんかがあったときには、「原紙を拝見させて下さい」と調査官に言われるに決まってるんですから。
やっぱ最初の決算は気を使いますね。