少々早いですが、受験時代をチョット振り返ります。
最終科目が「簿記論」だったなんて、なんと「レア」な受験生だったことでしょう。
フツウ、みなさん一番最初の合格科目となる方が多いのに、私の場合は全く逆。
科目の合格順は、
消費税法→法人税法→相続税法→財務諸表論→簿記論
となりました。
私の場合、「簿記論は最初から受験していたけど、結局受からず最後まで残ってしまった」ではなく、はじめから最終科目にしようと決めていたんです。
なぜか?
それは必須科目であるにもかかわらず、簿記論が嫌いで、嫌いで仕方なかったし、それに暗記を必要とする理論がある科目を先に片付けたかったので、4科目合格までこぎつけて、最後の最後で残ったら「リーチがかかるんだから仕方なくやるだろう」「そのほうが長丁場の受験生活をモチベーションを落とさずやり遂げることができるであろう」と考えてのことでした。
結局ツモることができたんでよかったんですけど、官報合格までには3度「泣き」を入れてしまいました。
3度目の挑戦でやっと法人税法に合格できたとき、初リーチがかかった年の受験で「リーチ一発」でツモれず悔しくて、そして最後にツモれたとき。
他の受験生の方もそうだと思いますが、みなさん「ドラマ」をお持ちだと思います。
で、どの科目が一番苦しかったかと申しますと、やっぱ「法人税法」ですよ。
あの科目はもう二度とやりたくないです。とにかく勉強量が多い、暗記するものが多い・・・・とにかく苦しかったです。
だから今現在、法人税法を勉強されている方の気持ちがよーくわかります。
がむばってください、「大砲」をパスすればゴールが見えてきます。
私は法人税法2年目の年までは仕事が終わってから学校へ通学しておりましたが、2年目ダメで頭を抱えて考えた挙げ句、受験環境を変えようと「通信講座」へ切り替えました。
それからは最後まで通信講座でした。
法人税3年目の年の本試験直前の6月に病院へ2週間ほど入院したんですが、そん時は教材を病院へ持ち込み電卓叩き&理論暗記に励み、看護婦さんに怒られてましたね。
いろんな出来事があって本試験までこぎつけ&法人税法に合格、だったもんで「泣き」入れてしまったんですよね。
書いてるときりがなくなってしまいます。
そんだけいろんな「ドラマ」が多かったということです。
また機会があれば記事にしたいと思います。