朝っぱらから、例の業績好調な会社の社長に「今日これから来てくれないか?」と呼ばれ、すごすごと会社へ向かった。
何の用なのかも聞かず、「呼ばれてホイホイ」とは、オレはただのパシリか?
会社へ到着すると「チョット待っててくれ、ランチでもしながら話そうか」と社長。
なんだろう?何かまたメンドーなことを言われるんじゃないだろうか、とビビる。
話の中身は、会社の現状と「いらない社員」さんの今後について、でした。
人間の問題は難しいです、社長曰く「Worker(労働者)じゃダメだ」と。
「社長が厳しすぎるからじゃないでしょうか?」と突っ込みを入れると、
「どこがだよ!オレ(会社)は金銭的なものでは社員の不満が出ないだけのことはしてやってるハズだ」と社長。
確かに、給与水準については社長の言うとおりである。
「社長から○○しろ、やめろと言われれば、そりゃ社員はそうしますよ」と更に突っ込みを入れると、
「だからダメだと言うんだよ!○○は何を考えているか分からない」
「では、○○さんには何を求めているんですか?」
「結果だよ、結果!」
ん~ん、私も現ボスから「何を考えているか分からない」と言われたことがあるので、他人事ではなく聞こえてしまいました。
「要は「野放し」つーことですか?」
「そうだよ!」
はぁ~、これも今の私と一緒のようで・・・・何と言ったらよいやら。
こんな会話がしばらく続きまして、で、結局社長はオレに何をさせたいんだかが分かりませんでした。
何かしらしゃべってくればよかったみたいです。
「経営者」と話すことは楽しいです。
税務や会計に関することだけではなく、経営にかかわるいろんな話が出てきます。
企業の中間管理職相手では出てこない話も結構あるかと思います。
もろもろしっかりと自分自身に吸収させていただこうと思います。
そうじゃなけりゃ、企業の経営者と話をする意味がない。
先日久しぶり会った友人に「経営には関与したほうがいい」と話したんですが、理由は上記のことからです。
Worker(労働者)では得られないものが経営に関与すると得られると考えられるからです。
ほかの方がどう考えるかは分かりませんがね。