事務所の女の子が担当法人の決算をやって、ボスに検認を受けておりました。
「なんだこれ?車のリサイクル料金資産計上って?」とボス。
おおっ!女の子よく知ってましたね。
以前、「税務通信」でこの件について記事が組まれていたのを読んでいたようです。
ボスは全然知らなかったみたい。
税法って「知ってる」or「知らない」ってところがすべてだから、どこぞの大先生でも知らなければアウトです。
私も以前たまたま税務通信を見ていて、この記事の部分をコピーして残しておりましたので今回は知ってました(笑)。
つーか、知ったのが遅かったので、そん時はお客さんの決算を間違えてしまったんですけど。
「~リサイクル料金は原則として支出時は「資産計上」し、実際に廃車となる時点で費用化される。さらに、リサイクル料金にかかる消費税については、支出時は非課税扱いの一方、廃車時に「課税仕入れ」とされる点に注意が必要。」
と書かれています。
まぁ、金額は小さいですから、仮に税務調査で指摘されたとしても、「今回は指導ということで・・・・」とスルーしてしまうかも知れない、などと個人的には思ってます。甘いっすかぁ?
メールマガジンなんかでもそうなんですが、実務記事って「サラッ」と読んでおしまい、ってなケースって多くありませんか?
私はすごくよくあるのですよ、困ったことに。
だから、「あっ!?これは使うかも知れない」と思ったものはプリントアウトして「マイノート」に保存したりしています。
でも・・・・・結局のところ、「あっ!?確か何か記事があったぞ!規定が設けられていたぞ!」と思い出さないとアウトになっちゃうんですよね。
全部をケアしようなんてムリだし、やろうなんて思ったことは一度もありませんが、「気づく」「思い出す」「ひらめく」ができるよう日々努力っすかね、やっぱ。