前ボス(前事務所)の地元所轄の税務署へお客さんの申告書を提出しに行きました。
最近は署の1Fに「総合受付」なるカウンターがあるので、いつも私はそこで提出しています。
今日もそこで提出しようと並んでいたら、私の前に並んでいたどっかの納税者(?)の方が「贈与税の申告書が欲しいんですが・・・・」と。
すると受付の人間、「えっ!?贈与税の申告書ですかぁ?」と何か面食らった様子であたりや棚をゴソゴソと探し出しました。
納税者の方:「土地を贈与してもらったので・・・・」
受付の人間:「土地を贈与されたと私に言われても私もよく分からないもんで・・・・・、相続、贈与税は2Fの資産税課のほうで扱ってます」
だと。
はぁ?
会話を横で聞いていた私はその受付の人間の対応に何か耐えられないものが沸々と湧いてしまい、
「土地の贈与ですか?でしたらまずこの明細書です」
と評価明細書を棚から出してあげて申告書も一緒に探してあげました。
ここで私自身が事務所を構える税理士だったら、
「土地を評価したり、又申告書へ添付する書類も結構多く大変だと思います。何かご相談等があればいつでも連絡してください」
と、すかさず名刺を「手裏剣の如く」差し出すんですけどねぇ。
ただの無資格事務員の名刺なんかを、それも署の中で営業活動?・・・・・と一瞬思ってしまったので、何のアクションも起こさずでした。
営業機会の喪失ですかね(笑)
アメリカじゃ、弁護士は仕事をゲットする為にあちこちで機会があるごとに名刺を「手裏剣の如く」飛ばしていると以前聞いたことがあります。
それにしても、受付にいる人間が「私に言われてもよく分からないもんで・・・・」とはどういうことだよ!マジでぇ?なんのための受付なの?
受付の人間には、「余計なことをして俺のメンツを潰しやがって」みたいな顔されましたよ。
一般企業の「受付(嬢)」あたりを見習えよ!
彼女らでもキチンと対応するぞぉ、「私に言われてもよく分からないもんで・・・・」などとは言わないと思うけど。
どぉでしょうか?
と、ふと感じた今日でした。
それにしても、納税者(?)のお手伝いだけをして肝心な自分を売り込まなかったのは失敗だったかなぁ。
よく分からないんだけど、署内で営業活動ってやっぱマズいのかな?