例の相続の件に進捗がありました。
取引相場のない株式を評価する為にそこの会社へ資料の提供をお願いしていたのですが、先方から喧嘩腰に「株主名簿は出したくないんだよねぇ・・・・」などと言われ、
それで私も頭にきて「必要書類一覧表」を一方的に送りつけていたのです。
そしたら今日またその方からTELがあって、なんかやたら腰が低いのよ。
「とりあえず株主名簿をFAXさせていただきます」だって。
「ど、どうしたんだぁ。何があったんだぁ?」
確かに一覧表を送りつけた後も、「なぜ株主名簿が必要なのか云々・・・・etc」を細かくへりくだった文面の書面を送付はしていたんだけど。
どうやら諸々の私が送りつけた書面を関与事務所(公認会計士事務所だった)に廻して、何かしら言われたようです。
公認会計士だったんですかぁ、それにしても「株主名簿は提供しなくても構わない」、などと関与会社に会計士が言ったりするかなぁ?株を評価するのにまず株主名簿は必要だもんねぇ。
「あんなにたくさんの書類は・・・・・」とその方は言っておられましたが、あれは取引相場のない株式を評価する際に用意する書類の「フルパターン」。
ここのボスからも「配当還元」でやっていいとOK出てるんで、
①直近の決算書類と②株式登載等証明書
のみをお願いしました。
②の株式登載等証明書は実務書に「取引相場のない株式を評価する際に有効な書類」として記載されていたので、それを真似て自分で作成してみました。
またひとつカラダで学習って感じ。
受験じゃ必要な資料はすべて問題文の中にあって、あとは資料を取捨選択等しながら評価算式にハメたりするだけ。
実務では「その資料はどっから引っ張ってくんの?」ってなところから始まる。
相続はカラダで痛い目にあって学習することが多いです。