関与先6月決算法人の申告、
赤字なら納めるのは消費税と均等割だけだから、社長と最終的な打合せなしで、ちゃっちゃと作成&送信しておしまいなんだけど、今期はそれなりに出てっからねぇ・・・。
キチンと説明して了承を得てからやらないとトラブル。
現金出納がない、だから公私の区別もつけられない、なので帳簿現金残はあり得ない金額に・・・。手取給与以外に家計へ運んでいるあるいは私的流用しているのは明らか。前年比収益増で会社利益は上がっているカネが廻っているのは社長も肌で実感しているハズ。あとは納税。
多くの零細会社社長は、そこんところがスッコーンと頭から抜けてしまっているので、説明・了承させたうえで納税させなくてはならない。
「社長、結構な税額出ますよ」
実態などないあり得ない帳簿現金残を除いた当座・普通預金だけでは賄いきれない税額だ。
「どうにかなんねぇーのか?オレに期末に賞与を出したことにするとか・・・」
多くの零細会社社長が口にするお決まりのパターン。当然NGである。
使えるもの、考えらることはすべてやったあとの「たたき台」なので、あとはいかに納税するか、だけなんすけどぉ。
「ぶっちゃけ、給与以外に家計へいくら運んだ?孫にカネを撒いちまったりしてたんなら残ってないかも?いったん家計から吐き出して納税するか、銀行からカネを借りて納税するか、あるいは生保や倒産防を解約して納税するかしか方法はないんですけどぉ。どぉーしますかぁ?」
それもこれもすべて公私の区別がつけられないから起きたこと。
社長もあの歳じゃ、もう何言ってもダメだから、今更「社長が公私の区別をつけていないからこうなったんですよ」とは言えない。
そんなこと言ったら怒りだすだろうから。
なだめすかして納税させ、ウチのギャラも頂戴しなくてはならない。
キモの部分になる打合せだったので、社長が現場から帰ってくるPM6:00過ぎに会社へ出向いて、終わったのがPM9:00を廻っていたわ。
はぁ〜疲れたぁ。