8月決算の関与先は申告も終わってあとは納品だけとなったので、9月決算の関与先の決算手続にとりかかる。
で、資料を預かりに本日訪問。
やっぱ千葉県との境まで来ると遠いわぁ、月次訪問の契約にしてなくてよかったぁ。
関与しょっぱなの決算を組むのは気を使います。
税理士チェンジの関与先だとなおさら。
「前の先生が、かなり「ずさんな仕事」をしてくれたおかげで大変ですよ」とオレ。
お客さんを面前に、ひと言多いんだよね、私しゃ。また余計なことを口にしちまった次第。
ギャラ的にはウチは採算ラインだったので、前の先生と同額で決めてもらった。
既存客のご紹介、今の先生に不満あり、競合なし、ギャラ同額なら、何ら営業努力いらないし、バカでも決められるでしょ。あとは前の先生がどんな仕事をしていた・してもらっていたかだけ。
そしたら、酷かった・・・・・と、思う。
「支払ったギャラの割に、こりゃ酷でぇ仕事されてましたね」とか、
「先生来ても、ロクに話を伺ったりせず書類を預かるだけであとは事務員任せだったんでしょ」とか、
「・・・・etc」
こき下ろすのは簡単である。
オレの人間性を疑う?
「そうなの、そうなの・・・」
お客さんの口からはどんどん出てくるですけどぉ。
まぁ、オレから離れて行ったお客さんも、同じようなことを別な先生に言われているかもしれないが・・・。ってか、たぶん言われていると思う。
そんだけ自分がやった・やっている仕事内容に今でも自信が持てなかったりするので。
それにしても・・・、先代社長(現社長のお父様)からの借入金残1億円超って・・・(汗)
やったのは会社だけど、当時関与していた先生は、いったいどんな話・指導をしてたんよ。
こんなに残っちまってさぁ、それを引き継いだオレはどしたらいーの?どしてくれんだよ!
「う〜ん、実態のない貸付金だけで、相続税の基礎控除をかる〜く超えちまってますね」と茶化すしかなかったり・・・。
相続税負担を鑑みたら先代社長からの借入金を減らしたいのは分かる、でもだからと言ってホイホイと会社資金を返済に廻してもらっちまうのもチョット・・・。
「借入返済のためちょくちょく返済してますけど、収益上がって給与等経費払ってなおかつ返済しているってことは、そんだけの利益が上がっているということ。だもんで、繰欠を超えた部分の返済は課税を伴いますよぉ」とオレ。
お客さんに話をしてキチンと刷り込んでおかないと、あとになって「えぇっ!?お金ないのに何で納税しなきゃならないの」と言われかねない。
それ以外にもモロモロ話し込んでいたら、4時間を経過してしまった次第。
月次訪問じゃないから、こういうときに・・・しないと前の先生と同じになっちまう。
でも・・・・つ、疲れたぁ。