事務所の機械類を入れ替えるハナシが持ち上がってしまい、既存取引業者とともにもう1社の担当営業マンとの商談が続いた。
既存業社の営業マンは見るからにベテラン、一方はまだ若い。
両社から見積等出るものが出きてクロージングをかけられてしまうオレ、ただ今回のハナシはどうしても今やらなければならないというハナシでもないので、余程のことがなければペンディングと決め込んでいた。
他社の若い営業マン、
「先生、なんとかこれで決めていただければ・・・」
「あと何があればウチに切り替えていただけるでしょうか・・・」
必死、今にも泣き出しそうな感じ。
「今回のハナシはペンディングにする、帰って上司にそう報告しな!向こうの業社にもそう話してペンディングにするつもりだから、ここでひざまづいておデコ地べたにスリスリ「お願いします」なんてことはやったりしないでね」とオレ。
なんかそんな類のことをやり出しそうだったもんで。
昔、コピー機のセールスマンをやっていて、売れなくなって逃げるように会社を辞めてきたから、なんか昔の自分自身を見ているような感じがして、とても嫌〜な気持ちになってしまった。
夜討ち・朝がけ・お願いetc・・・何でもやった。それでも売れないときは売れない。
でもそんなことが続くと心が折れ、飛び込みセールスやるのが恐くなり、朝から公園でハトにエサをあげて黄昏てしまったり・・・。
今でも当時のこと、たまに夢に見る。
もうあんなことは嫌じゃ!
今日は何が書きたかったのか?
あの若い営業マンを見ていて、昔の自分自身を重ねてしまったということ。