帳簿ヅラだけじゃないですよね、顧問税理士がお客さんに寄与できることって。
「あそこの工事代金のカネが入って来ないから資金繰りが・・・」
と、本日月次訪問した先の関与先社長。
今日は試算表の数字のことなどハナシをしてもムダ、今の社長のアタマん中は、未収の工事代金のことでいっぱいなんだわ。
それを解決すべく、なんとか寄与しないと・・・。
会社が飛ばれちまったらウチも困るんだしぃ。
「その取引先とは今後どのように付き合って行こうと考えておりますか?もう切れちまっても構わないと考えておられますか?」
「ああ、そのつもりだ」
「だったら催促の内容証明など生ヌルい、支払督促をかけちまいましょうよ。もう今現在、のらりくらり・なしのつぶて、なんですよね」
以前、別な関与先で支払督促をかけたことがあって、そんときの経験があるので、今回もそうハナシをした次第なんだけど、
あんときは案の定(?)先方から異議申立てされ、社長と一緒に簡易裁判所まで付き合ってあげた。
でも、のらりくらり逃げ回っていた債務者をオモテに引っ張り出させて、時間はかかったけど全額回収できた。
今回もいけるかも?
非弁行為はできないけど、書面を作成してあげて必要なら裁判所まで一緒に付いて行ってあげるところまでなら、顧問税理士でも出来る。
弁護士を関わらせるのなら、調停がこじれたとか、債務名義がとれて強制執行・・・ってところからでもいーんじゃねぇ?と思っている。
仕事させておきながらカネ払わねぇ?
ふざけんじゃないよ!
こっちが小規模零細会社で社長自身も知恵がなく、手間暇かけて、んなことやって来ないだろう、逃げ回っていればそのうち泣き寝入りするだろう、とバカにされてるように見える。
「私も手伝うから、最低でも原価部分のカネは回収しましょうよ!」と、社長に進言したところで今日はおしまい。
お客さん、資金繰りに窮して会社飛ばれでもしたらウチも・・・なので、必死だすよぉ。