確定申告が終わって関与先3月決算法人の申告手続に入るのを待っていたかのたように、保険屋から「事務所に伺って打合せがしたい」と連絡が入り出した。
ウチは複数社の乗り合い代理店なもんで、もー大変。一斉に連絡が入り出した感じ。別に打合せすることなんて、ないんだけどぉ。
プロ代理店じゃないんだし、ネタなんて、そうちょくちょく出ないつーの。
乗り合いのうち1社、もうずいぶんと販売実績を出していなかったもんで、6月までに実績が出なかった場合、代理店を解除させていただくと言われている。
もう、いーかなぁ。この際だから、保険代理店自体をやめようかな、と考えてみたり・・・。
先日、D生命のウチの担当営業の女の子が言ってたけど、一般的な会計事務所代理店は、年に数件しか販売実績がない、って。
そんなもんだろう、と思ったよ。
オレ自身、あまり好きじゃないのよね。
損金性がなんちゃら、返戻率がなんちゃらetc・・・と、法人の関与先に勧めてくるのがさ。
だもんで、お客さんがウチを介して契約を締結した商品は、掛け捨ての定期保険がほとんど。D社商品で言えば「R」とか「Z」とか。
ウダウダと余計なことを考えず、保険本来の「使い方」でのみ活用する、でいーんじゃないかと。
借入金やリース債務に社長の個人保証が付いたままポックリ逝かれちまったとしよう。
会社のことなど、なーんも分からない残された女房やガキに火の粉が飛んだりする。
それはあまりに可哀想。
それとか、後継者がいなくって社長ワントップでやってる会社なんかで、その社長が死んだとしても会社は死なないから、残された家族が後始末しなきゃならなかったりする。
カネかかりますぜ!
そのカネをどう手当しておく?
だから保険代理店をやっていたようなもん(別に代理店じゃなくってもできるかぁ?)。
けど・・・・、最近は社長の死亡対策より「よいよい対策」のほうにもっと目を向けるべきかも?と考えるようになった。
去年、心筋梗塞で倒れて一命はとりとめたものの、その後リハビリやら何やらで、今でもまともに職務復帰できていない関与先社長がいる。
会社は死んだり病気になったりしないから、お構いなしにカネは外に出て行く。
あっという間に資金は枯渇し・・・。
こういうリスクをもっとしっかり考えておくべきだったと実感した次第。
最近じゃ、こういったリスクを回避すべく保険商品も各社出してきているので、こっちもそれなりの知識を用意しておかないと、とも思う。
そう考えると、やっぱ代理店は続けておいたほうがいーのかぁ?とも思ったりする。