担当になっている向こうの事務所の資産家のお客さんのところへ年内最後の訪問。
「◯◯の土地なんだけど、売れそうだよ」と90歳を廻った高齢の社長。
高級老人ホームの中から指示を出して・・・まだ商売やりますかぁ?
「会社の簿価は◯◯万だから、××万ほどの儲けになるなぁ。それに2,000万控除もある取引だから、税金なんてかからんだろ!」と。
はい、おっしゃる通り、です。
あの歳になってまでの、あの事業意欲、スゴすぎです。
会社所有の未利用の地べた、換金されるんだぁ、こちらとしてもありがたい。
あのまま塩漬け状態で社長に相続が発生しちまうより売れて換金されていたほうがいーので。
社長に相続が発生しちまった場合、会社に株を買い取らせて、そっちから相続税の納税資金を引っ張ってこようという目論見があるので、会社にカネが多く残っているに越したことはない。
収益性がある物件ならまだしも、未利用の塩漬け物件なんて保有していても意味がない。
含み益が出ていることもある程度分かっていたし、とっととカネに替えておいてくれねぇーかなぁ、と思っていた。
あの社長からは、それ以外に「相続税の納税資金が足りなけりゃ、こことここの地べたを売ってカネにしろ!」との指示が出ている。
こんな社長いる?スゴいよね。