携帯が鳴る、
今月申告予定の年一関与先法人の社長からだ。
「はい、◯◯です」
「あのぉ〜、◯◯の妻です・・・」
「・・・・」
この時点で、ただならぬ状況であることを察知する。
「主人が◯◯◯で倒れまして・・・」
「えっ!?・・・マ、マジっすかぁ?(汗)で、容体は?」
不謹慎ですが、こういうことや、それ以上のことを何度か経験してしまっているので、慣れてしまっている自分自身に・・・(汗)
社長ワントップである会社は、会社のことが何も分からない奥さんから連絡が入ることが多い。
これは仕方がない。
公務員やサラリーマンじゃなくって事業経営者だからねぇ・・・。
代わりが効かないので、身内の人間、女房や子供が対処することになる。
それも仕方がない。
モロモロ慌てて、誰に連絡する、相談するのかは、今までの関与税理士だったりする。
当面の的確であろうと思える指示や今後のことを伝え、あとは後日面談とさせていただく。
開業税理士やってりゃ、これは至極当然でしょ!
しかし参ったなぁ、
社長があんなことになっちまって・・・。
前の前の事務所からの付き合いだから、社長とはもうかれこれ20年近い付き合いになる。しかも、オレと同い年。
オレ自身にも、いつあんなことが起こるとも限らない。
重ね重ね不謹慎ですが、自分自身に置き換えて、いろいろと考えてしまう。
オレも経営者、で、家内はオレの事業のことについては何も分からないと思う。
「周りに迷惑掛けないようキチンとやってあるつもりだけど、もしオレに何かあったら、◯◯先生と◯◯先生を頼ってくれ!連絡先等は携帯に入っているから」と、伝えてある。
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すみませんねぇ、当のご本人には未了承で。すげぇー迷惑なことだとは思うけど、オレとの付き合いがあったこと自体「事故」だと思って、あきらめておくんなまし(笑)
だもんで、事業経営者なら、女房にだけは、携帯やPCモロモロのPWは伝えておいたほうがベターかと思います。浮気工作は難しくなると思われますが・・・。