担当している向こうのお客さんのところへ訪問すると、社長さんから例の目玉税制のひとつ、「教育資金の一括贈与」の件についての説明を求められた。
「やるんですかぁ?」
「ああ、たぶんな」
自身が死んだ際の推定相続財産を有効に減らしたいということなんだろう。
自分が死んだ後の税金の心配なんて、どぉーでもいーんちゃう?んなの、残った相続人が考えることで、相続人はただで財産を相続するんだから、相応の負担しろよ!と思ってやまないんだけどね。
「やめたほうがいーですよ、そんなことやっちまったら、カネだけのぼっちゃん・おじょうちゃんの出来上がり、になっちまうと思うから」
と、個人的私見をまき散らしてきてしまった次第。
もともとこの改正案、個人的には好きになれない。ってか、おもいっきり貧乏人のひがみ、です。
「子の学力は親の経済力に左右される」、これに更に輪をかけるようなもんじゃないっすかね?
教育は、どんな家のガキでも、平等に受けられる機会を与えられるべきものであり、カネがない家だからと「入り口」部分であきらめざるを得ないなんて・・・・・と思うんです。
「入り口は平等だけど、結果は保証しない」ってのが、一番いーと思うんですけどねぇ~。
と、こんなところの私見まで、向こうの資産家のお客さんに吐露してきてしまった始末(汗)
コイツ、なんなんだぁ?と思われたことだろう。
チョット「左」に寄り出してきているかぁ?