先日は、お客さんである関与先会社の社長に噛みついて、持論を振り回してしまった(汗)
社員が退職して欠員が出るので、新規採用のハナシになったところ、「新卒の国家資格を持った薬剤師は優秀だから・・・・」などと社長が言い出すもんだから、
「国家資格を持ってるからって、だからなんすかぁ。そんなもん、ただ単に「入口に立ちました」ってだけかと。新卒なんて数年は使いモノにならないっす!大企業じゃないんだし、使いモノになるまで支える体力は中小零細には・・・・と思うんです。それにここは「客商売」の会社じゃないっすかぁ、製薬会社で試験管を振ってるような別な意味で優秀な人間が欲しいワケじゃなくって、少しでも来店してくれた患者に気に入られ、次回もまたこの店でと思われるような人間が欲しいんじゃないでしょうか。であれば、新卒じゃなくって経験者かと。別にいーじゃないっすかぁ、今まで職場になじめず、店(会社)を転々と渡り歩いてきてしまったような方でも、この店だったら馴染んで長く働いてくれるかも?なんたって、社長がすばらしい方だと思うから」
熱くなってしまいました。
半分はホンネ、でも半分は・・・・・。
使いモノになるまで定着せずコロコロと人間が入れ替わるようでは、会社の体力をすり減らすだけのムダな投資意思決定に終わる。そうなると会社の業績は・・・・、ウチら税理士がお客から頂戴する報酬も・・・・。
「会社が成長するためのポジティブな意思決定だと思い、経営者に決断を促してみたけど、失敗しちまったら意味がねー。かといって、ホントに成長しちまって、資本政策まで考えるようになっちまっても、もうオレじゃ太刀打ちできねーだろうし・・・・。オレは会社の人間じゃないんだし、だったら変な決断など促さず、適度なギャラで末永く引っ張ってナンボだろ」
などと、フォースの暗黒面の囁きが聞こえてきてしまいます(笑)
ジェネレーションマネジメントを考えれば、新卒の20代社員は欲しいだろうし、社長の考えもよく理解できる。
こういうことを「決断」するのが経営者の仕事なんだろうし、決断なくしてやっぱ会社の成長はないよなぁ~、となると、やっぱ会社の成長を阻害してんのはオレかぁ?と思ってしまった。